宍粟市を含む日本酒発祥の歴史あれこれ

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※画像はイメージです。

当ブログで以前紹介しました宍粟市一宮に鎮座する「庭田神社」ですが、日本酒発祥の地とされています。

日本では、宍粟市を含め、いくつかの場所が発祥の地とされています。

そこで、日本酒の歴史がどうなっているのか、もう少し詳しく調べてみようと思い、ネットで調べて分かったことを書きたいと思います。

日本酒でも飲みながら、日本酒の歴史に想いを馳せながらお読みください。

※当ブログ管理者は歴史学者ではありません。誤りがあった場合は、優しくご指摘くださいませ。

<下に続きます>

日本では「日本酒発祥の地」とされているところと、「清酒発祥の地」とされているところがあります。

言葉の意味では、「日本酒」とは日本古来の製法で作る醸造酒のことで、米、麹、水を原料とし、現在一般的に作られている透明な日本酒や濁った日本酒、みりんなどを含めた総称のことらしいです。

そして「清酒」とは、米、麹、水を原料とした醸造酒を濾して、透明な状態とした酒のことを言うそうです。


では、まずは総称である「日本酒」の発祥とされている場所について、書いてみたいと思います。

日本酒発祥とされる場所は、現在のところ鹿児島付近、出雲市、そして宍粟市となっています。

最初に鹿児島説から。
大隅国風土記という古文書に、米を口のなかで噛んで発行させて酒を作った、という記述があるそうです。

これは、「口噛み酒(くちかみのさけ)」といって、唾液中のアミラーゼにより発酵させて作る方法だそうです。
今大人気の映画「君の名は。」にも登場する酒ですね。
ただ、大隅国風土記に記載があるものの、日本では縄文時代からあるらしいです。


次は出雲説です。
古事記の出雲神話に、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するのに、八塩折(やしおり)の酒というのを飲ませ酔わせて、退治したという記載があるそうです。

また、出雲国風土記(733年完成らしい)に、古代の神々が現在の出雲市平田町付近で調理場を作り、そこで酒を醸したので、この地を佐香(さか)という、記録があるそうです。

今でも出雲市小境町にある佐香神社に日本酒の神様(クスノカミ)が祀られていて、毎年10月に濁酒祭が行われ、神社で作ったどぶろくを振る舞っているそうです。


そして宍粟市説です。
播磨国風土記に、716年、伊和神社に供えていた米が濡れてカビが生えたので、庭田神社のぬくい川で醸したら酒が出来、これを庭酒として神様に供えて宴会をした、との記録があるそうです。

ちなみに、生えたカビは麹菌ではないか、とされているそうで、現在の日本酒の製法とされる水、米、麹で作った酒の元祖と言えるそうです。

発酵学者である坂口謹一郎さん著の、「日本の酒」という書籍を読みましたが、こちらにも同様の記載がありました。(第4章です。)

この書籍は、とある宍粟市関係者の方から教えていただきました。

現在でも、庭田神社で採取した麹菌と酵母を使い、風土記にある製法(精米歩合約90%、山廃または生もと造り、一段仕込み)で作った庭酒が地元の酒蔵で作られているようです。


長くなりましたので、「清酒」発祥の地については、また別の機会に書きたいと思います。

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